反り腰は、骨盤が前傾してしまいお腹を突き出すような姿勢の状態を指します。
猫背などと見比べると一見姿勢が良いように見えるこの反り腰の姿勢ですが、腰椎に大きな負担がかかっているため、放置すると慢性的な腰痛や腰椎椎間板ヘルニアなどを引き起こしてしまう恐れがあります。
まず、なぜ反り腰になってしまうのか?原因をいくつかご紹介します。
ご自身に当てはまる部分がないか、確認してみてください。
足組み・横座り(お姉さん座り)による骨盤の歪み
椅子に座っている状態で足を組むことが癖になっている方が多くいますが、これらの姿勢は骨盤が歪む原因になってしまいます。
骨盤が前方に傾くことで、腰の部分の「腰椎」が過度に反ってしまい「反り腰」の状態になり、それにより腰痛や腰椎椎間板ヘルニアを引き起こしてしまうことがあります。
「足を組む姿勢が楽でついやってしまう」という方はもうすでに骨盤が正常な位置から歪んでしまっている可能性が高いです。
腹筋が弱く、背筋が硬すぎると反り腰になりやすくなります。
日常的に歩く習慣がある方や運動、スポーツをする習慣がある方は適度な筋力を維持できるため、反り腰の姿勢になりにくいと言えます。
長時間車の運転をしたり、椅子に座ってPC作業をしたり、また一日中ハイヒールを履いて歩いたりなど、同じ姿勢で長時間過ごすことは骨盤の歪みに繋がってしまいます。
たまに立って体のストレッチをする、歩くなどすることを意識的にやってみましょう。
太ももの前側(大腿四頭筋)や股関節周辺の筋肉が硬いと、骨盤が正しい位置に留まることが出来なくなります。
つまり、柔軟性の高い筋肉があることが理想です。
お風呂上りにストレッチをする習慣を身に付けると良いでしょう。
この他にも「反り腰」になる原因はありますが、より多く見られる原因はこのようなものになります。
まずは、ご自身が反り腰の状態になっているのか?セルフチェックをしてみましょう!
★かんたん反り腰セルフチェック★
壁に、かかと・お尻・後頭部の3点をくっつけて直立します。
※この時、無理に良い姿勢を保とうとせず普段の姿勢で確認しましょう
この姿勢になった時、ご自身の腰と壁の間のスペースの広さを確認してみましょう。
ご自身の手のひらが入るほどの隙間が空いていたら特に問題ないですが、手を握った拳が一個分、余裕で入るという方は反り腰の可能性が高いです。
反り腰の姿勢は見た目に影響を与えるだけでなく、身体の状態にも影響を引き起こします。
反り腰の姿勢により腰椎に過度な負担がかかるため、腰に痛みや違和感が発生することがあります。
反り腰で長時間立っている、座っている、または運動をするなどを日常的に繰り返していると、ある日突然腰痛が出てくることがあります。
骨盤が前傾しているため、股関節周辺にも負荷がかかります。腰とともに骨盤や脚の付け根の部分に痛みが出やすいです。
骨盤の歪みにより血液やリンパの流れが悪くなってしまうため、むくみやだるさが現れることがあります。
下半身の中でもふくらはぎが浮腫みやすく、疲れが溜まりやすい部分になります。
骨盤の前傾により、お腹が前に突き出して見えます。
この状態は「ぽっこりお腹」と呼ばれることが多く、脂肪が無いのに太って見える原因となります。
鈴木整体院では反り腰などの悪い姿勢でお悩みをお持ちの方に骨盤矯正を行います。
骨盤矯正と聞くと、ボキボキと音を鳴らし痛い施術をされるというイメージを持つ方が多いのですが、当院の骨盤矯正はボキボキせず、痛みが無い安心安全な矯正です。
また、矯正の前後でお写真を撮らせて頂きますが、ご自身で目に見えて分かる変化を確認できることも特徴です。
まずはカウンセリングで患者様のお悩みや症状をお聞きし、その後にお体がどのように歪んでいるのかを確認するため簡単なチェックを行います。
お客様にもご自身のお体の状態を理解して頂いた上で施術に入っていきますので、ご安心ください。
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